セネガル:日本へ/から

2022年09月12日

◆結局ダカールのエチオピア航空の職員に感謝する◆

 

搭乗口に到着すると、ちょうど搭乗が始まった。

 

なお、機体は787-9の200人以上乗りにもかかわらず、出発わずか25分前に搭乗手続きが始まった。同じ機体でも、出発1時間以上前に搭乗案内が始まるアフリカの便とは大違いであった

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実際、搭乗率が65%にもかかわらず、僅か15分で搭乗が完成した。日本人の民度の高さを、つくづく思い知らされた

 

私の席は追加料金が必要であるはずの足元が広い通路側の席(追加料金は支払っていないが)。なお、私の前はプレエコであったが、私の席の方が足元が断然広く、快適さでは比べ物にならないほどであった

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この足元の広い席、ダカールの空港で搭乗券を羽田まで発行、バンコクでは機体を出たところでスタッフによる荷物ピックアップの案内、バンコクの空港で一番初めに荷物をピックアップできたこと、バンコクでスムーズなチェックインなど、ダカールのエチオピア航空のスタッフはできることは全て行ってくれたのだ。

 

いろいろ疑ったが、ダカールのエチオピア航空のスタッフに深く感謝した

 

 

◆バンコクよ、永遠に◆

 

予定よりも7分早く、機体はボーディングブリッジを離れた。窓から遠ざかるバンコクの灯が見えた。僅か8時間のタイ滞在であったが、久しぶりにタイの空気を吸い、タイ料理を食べ、若き日々の懐かしい思いに浸ることができた。

 

それにしてもANAのキャビンクルーはよく気が利く。特に出発前の確認は徹底していた。エールフランスやエールセネガとは大違いだ。どちらかと言うと私はJAL派であったが、ANAにも大いに好感をもった。

 

シートベルト着用のサインが消えると夜食のスナックが袋に入れられて配られた。

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お手拭き、お水、パン、クラッカー、ナッツが入っていた。

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夜食はとらず、しばらくうとうとすると機長から機体が降下するとのアナウンスが入り、機内に朝陽が窓から射し込んだ。

 

10時間のフライトを乗り継いだ私にとって、バンコクら羽田までの6時間のフライトは短く感じた。

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◆長距離歩かされる◆

 

機体は予定よりも早く、羽田国際空港に到着した。駐機場に停止し、ボーディングブリッジが接続された。

 

しかし、空港内の準備があるため機内で待つことになった。5分程経ち、日本入国者、乗り継ぎのお客さんの順で、機内からターミナルへ出ることになった。

 

ファストトラックを事前に行っているため、手続き自体はスムーズであるが、とにかく長い距離を歩かされる。これ程長い距離を歩かされたのは、初めてである。幸い、動く床があり、皆、その上を足早に歩き、早く手続きを終えようとしているように見えた。

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結局、着陸してから、40分程で荷物のピックアップ場所に到着した。

 

 

◆日本◆

 

帰国後、所用があるため東京に1週間ほど宿泊する必要があった。

 

しかし、早朝到着のため、この日のホテルのチェックイン時間まではまだ早く、ターミナル内をうろつくことにした。

 

まずは、荷物が3つあったので、そのうちの一つを無料券を利用して、到着ホールにあるJALABCで自宅へ宅配した。

 

宅配手続きを終え向かった空港のチェックインカウンターは、早朝にも関わらず、列ができていた。時間が経つにつれて、乗客が更に増えていった。

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ところでまずは、朝食である。機内から持ち出した夜食があったので、屋上の展望台で食べることにした。

 

途中レストラン街があったが、まだ準備中であった。最上階にあるデッキにでるドアは施錠されており、近くにあったベンチで朝食をとることにした。ベンチの奥まったところでは、数人が寝そべっていた。

 

お食事をとり終えると開錠されたので、展望デッキに出た。むわっとした空気に包まれた。駐機場には、曇り空の下、全日空の機体が並んでいた。

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アフリカの滞在を無事終えることができた満足感に浸りながら、柔らかな陽の光を浴び、日本の翼をしばらく眺めていた

 

さようならセネガル(完)



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2022年09月11日

◆バンコクの空港について◆

 

それにしても、僅か12日で、使用する言語が著しく変わった

仏語(ダカール) → 英語(アジスアババ) → 日本語(バンコク)である。

日常会話程度なら、この3言語はすべてできるので、移動時の会話は楽しく、また問題が起きてもなんとかなった。

 

セネガルの空港ではマスクを着けている人はほとんど見かけなかったが、バンコクの空港では、マスクを着けている人が圧倒的に多い。一部の白人がマスクを着けていないのみである。

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更にターミナル内4階出発フロアーのタクシーウェイ側の通路には、スマフォ用のUSBポートとコンセントがあり、多くの人が充電をしていた。

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出発3時間前に、エチオピア航空と共同便であるANAのチェックインカウンターに到着すると、職員が準備を終え、カウンターの前に並び、お客さんに向かって礼をした。流石、礼で始まり礼で終わる日本のキャリアである。

 

チェックインカウンターは、ビジネスクラス、ファストトラック手続き終了客、その他の3つがあった。

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MySOSの案内看板。

 

なお案内を見ると3時間遅延しているようであったが、これは他便であり私が搭乗する便ではなく、勘違いをした

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◆無事手続きができるのか◆

 

ファストトラックのカウンターに並んだ私の前には、すでに7人程いたが、乗客が少ないビジネスクラスのカウンターも併用していたので、殆ど待つことなく私の番となった。

 

まずは、日本人に似た30代男性スタッフに青色になったスマフォを見せ、その後、発券済みのバンコク/羽田の搭乗券及びEチケットを提出した。

 

そして、ダカールからバンコクまでの荷物タグがついた荷物をはかりの上に乗せた。スーツケース2つで、30キロであった。ついでに手荷物を計測すると5キロであった。

 

男性職員は、ダカールからの荷物タグを外し、新しい荷物タグをつけた。この職員は常ににこやかな表情で淡々と処理をし、特に何か訊かれることなくチェックイン手続きを終えた。

 

全てが杞憂に終わった瞬間であった

 

最後に仏塔にワイをし、搭乗券を握りしめ、入国審査へ向かった。

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いろいろ心配したが、結局、まったく問題なく帰国できる運びとなった。やはり、日頃から正しい考え方をしている私は、窮地に陥っても、何とかなってしまうのである

 

 

◆ラウンジでカオマンガイ◆

 

イミグレーション及びセキュリティチェックにはほとんど乗客がおらず、スムーズに進んだ。

そして、十分な余裕をもって制限エリア内に入ることができた。

 

国を開いた後の制限エリア内では一部工事が見られるのみで、殆どのお店が営業をしており、かつての賑わいがあった。但し、時間帯の関係か、若干乗客が少ないように感じた。

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ここで、試したいことがある。それはプライオリティパスで利用できるラウンジを見つけることである

 

照明がついていない空港会社のラウンジが散見されたが、これはコロナの影響よりも、そのキャリアの発着時間に併せての営業によるものであろう。

 

プライオリティパスで利用できるラウンジはミラクルラウンジ。各搭乗口付近にあり、E搭乗口付近のミラクルラウンジに入室した。

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狭くなく、さりとて広くなく、快適に感じる広さであった。空席が目立ち、搭乗開始までゆったりと過ごすことにした。

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このラウンジでは無料で飲食ができるが、料理人がその場でタイ料理の、カオマンガイ、バーミーナムを作っていた。

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ところでこちらが私のお食事。

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ミニサンドイッチ、ミニハンバーガーとカプチーノである。常に控えめな私には、これで充分である。

 

搭乗券に書かれた搭乗開始時刻10分程前になったので、D搭乗口へ向かった。なお、途中、D搭乗口にもミラクルラウンジがあり、こちらの方が断然広い

 

つづく


<追記>

帰国後、厚生労働省のホームページを調べると、「検査証明書について(Q & A)」に次のようにあった。

https://www.mhlw.go.jp/content/000825073.pdf

Q8 

米国でのトランジットの際には、米国国内法により、一部例外がある場合を除き、入国手続きを行う必要がありますが、トランジットを行った地での滞在歴の取扱いはどうなりますか。

A8

現地での滞在歴については、トランジットが目的で空港内に留まっている場合は、その場所での滞在歴はないものとします。

また、空港内の宿泊施設等に宿泊する場合も滞在歴はないものとします。ただし、空港外に出た場合や空港外の宿泊施設等で宿泊した場合は、その場所に滞在したことになります。


以上から、私の場合は、バンコクでPCR検査を受検する必要はなかったことになる。



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2022年09月10日

◆交番でメールをプリント◆

 

ところで、道中、機内食をとらなかった理由は、PCR検査に備えて、接触感染を防ぐためである。私は、先を読んで動くことがあるのだ

 

なお、念のために私のメールアドレスを教えた。検査結果がPDFファイルで送られるかもしれないからである。

 

次の私の動きは、もし検査結果がPDFファイルで送られてきた場合に備えて、印刷できる場所を探すことだ。

 

4階の案内所で印刷できる場所を尋ねた。案内所は日本語、英語、中国語、ロシア語で応対ができる職員のブース各々があり、すばらしいサービスの向上を感じた。

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ところで、印刷をする場所は2階の警察とのこと。何度聞いても警察(ケイサツ)と聞こえる。とりあえず、4階から2階に降りた。

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警察を見つけることが出来たが、そこにあったのは、ツーリストポリスであった。

 

事務所内は制服を着た警察官がおり、ものものしい雰囲気。とても、プリントサービスがあるとは思えない。それでも、勇気を振り絞って警察官に尋ねると、彼が指をさしたメールアドレスに送ってほしいとのこと。どうやら、警察でプリントができるのは、がせではないのである

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これでとりあえず、できることはすべて終えた。一気に空腹を感じた。

 

 

27時間ぶりのお食事はタイ料理◆

 

ターミナル内のレストランは高いが、1階に空港職員が利用するような食堂がある。

ひっそりした佇まいで、レストラン名はマジック。

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佇まいからは想像できないほど室内は広く、昼食の時間を過ぎているにも関わらず、結構混んでいた。観光客も目に付いた。

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出入口で食券100バーツを買い、カオマンガイ60バーツとタピオカミルクティ40バーツを選んだ。

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久しぶりのタイ料理は旨い。

ご飯にタイの香りがし、お肉の素朴さがかえって新鮮である。そして、台湾の飲み物も同様だ。プリプリの球を太めのストローで吸い上げ、お口の中で噛みしめた。

 

居心地が大変よく、しばらく、タピオカミルクティをすすりながら、ダカール出発数日前に購入したスマフォ、ギャラクシーM12の設定をした。27時間ぶりにとったお食事はタイ料理であった。

 

 

◆そして検査結果は◆

 

検査を受けてから2時間ほど経ったので、検査会場に行くことにした。検査会場は受検したときはうってかわって、あまり受検者はいなかった

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ドキドキしながら検査結果を求めると、女性スタッフはポカーンとした表情。事情を説明すると奥から検査結果を出した。

 

結果は・・・

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陰性である。しかも、日本の書式もある。これで、予定の便で帰国可能となった

 

しかし、すでにスマフォに表示された青色のファストトラックはどうなるのであろうか。

 

と言うのは、ファストトラックには、次の4つの区分がある。

1 質問票

2 誓約書

3 ワクチン接種証明書(ワクチン接種完了済)

4 PCR検査陰性証明書(出発72時間以内)

 

1から3はこのまま使用できるが、4に関しては日本でバンコク取得したPCR検査陰性証明書を提示する必要があるのか。

 

どちみち搭乗は許されるので、深く考えず、4階のチェックインカウンターへ向かった

 

つづく



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2022年09月09日

◆なぜかタイに入国!◆

 

ボーディングブリッジからターミナルに出たところで、スタッフが用紙を持って乗客の搭乗券の確認をしていた。

 

スタッフが持っていた用紙は乗客名簿であり、なんと私の名前はピンクの蛍光ペンでハイライトされていた

 

そしてスタッフから、10番へ行き、荷物をピックアップせよと言われた。

そう、ダカールのエチオピア航空のスタッフから、バンコクのスタッフへ、申し送りが正確に届いていたのだ(多謝)

 

もう一人のスタッフにワクチン接種証明書を提示し、そして10番へ向かった。

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数年ぶりのバンコクは、ナンプラの香りがした。懐かしさで胸がいっぱいになった

 

高天井下、どこまでも続く見慣れた通路を進む。運よく、動く通路が動いており、移動は苦にならなかった。

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それにしても10番が見つからない。そもそも10番とは何であろう。途中、制服を着た職員に10番の場所を尋ねると、プライオリティレーンを指さした。

 

その方向に進むと、乗客がほとんどいないイミグレーションが現れた。オフィサーに荷物をピックアップするだけのトランジットであることを告げ、10番はこちらでよいか訊ねた。

 

オフィサーは、パスポートに入国スタンプを捺しながら、10番方向を指さした。

 

その先には、よく見る荷物ピックアップ用のターンベルトがあった。10番とは荷物が運ばれるターンベルトの番号であったのだ。

更に、私の荷物は、ビジネスクラスの乗客よりも早く、出てきていた

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結局、タイに入国してしまったのだ

 

とりあえず、スーツケース大と車輪が壊されたスーツケース小を転がしながら、4階出発ホールに向かった。

 

 

◆空港内の定義とは◆

 

全日空(エチオピア航空)のLカウンターは開いていたが、他の航空会社が使用しており、私の便のチェックインはできなかった。出発まで8時間以上あるからだ。

 

荷物が重いので2階の荷物一次預カウンターへ運んだ。

スーツケース大が150B、スーツケース小120Bであった。支払いはスーツケースを受け取るときのとのこと。ただし、23時までに引き取る必要がある。さもなければ、追加料金が必要となり、更に深夜は営業をしないので、翌朝の受け取りとなる。

 

身軽になったところで、あることをすることにした。

日本の規定によると空港内から出るとPCR検査を受検し直す必要がある。ところで、この空港内との定義は何であろうか。

 

入国前のことであろうか、あるいはターミナル内のことであろうか?

ターミナル内であれば、セネガルで受検したPCR検査は有効であるが、入国前となると、受検し直す必要がある。

 

慎重なところがある私は、万が一を考えて、PCR検査を受検することにした。セネガルの空港ラウンジでネットから偶然発見した、バンコクの空港内にあるPCR検査会場へ向かった

 

 

PCR検査で問題発生◆

 

検査会場は1階の7番と8番出口の間にあった。

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検査会場は昼食休憩中で閉まっており、会場の外では数人、検査が始まるのを待っていた。

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なお、もう一か所ある検査会場は3番出口であり、受検できる検査は抗原検査のみである。

 

14時になると職員が現れ準備を始めた。会場入口では列ができ始めたので、慌てて最後部にならんだ。私の前は中年の日本人男性と女性タイ人のカップル、後ろには若い日本人カップルがいた

 

受付が始まってから5分程で私の番となった。

RTPCR、鼻ぬぐい方式で1,200バーツ。日本と比較して高くない。しかも、日本の書式も作成してくれるという。

 

しかし、ここで問題が発生した。

結果の受け取りが翌日とのことなのだ。

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数人いる職員のなかで蔡英文総統に似た年配の女性に、今夜のフライトで帰国することを告げ、迅速な検査結果の受け取りを求めると、病院で検査をすれば1時間ほどで結果が出るとのこと(多謝)。但し、費用は2,900バーツ。

 

なお、支払いはバーツ現金なので、予め両替する必要がある。この時のレートは、1ユーロ=35.13バーツ。

私の場合は、手持ちに500バーツあったので、100ユーロ両替した。

 

検査結果は、この場所で受け取ることが出来るのを確認し、受検することにした。これで、今夜の予定された便で帰国できる。やはり、私は神仏に祝福されているのである

 

検査場のドアを開けると、狭いスペースに若い女性がすでにおり、目と目が合い、ぎょっとした表情をされてしまった。結局、並んでから検査終了まで、わずか25分程であった。

 

なお、私の後ろには30人程並んでいた

 

つづく



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2022年09月08日

◆アフリカに祝福あれ◆

 

乗客のほとんどはマスクをしていたが、時折激しくせき込んでいる人もおり、不気味であった。

 

なお、オミクロンは感染力が強く、免疫力が落ちると罹る可能性が高い。よって、疲労が蓄積する長時間フライトは要注意である。事実、日本到着後、感染症を発症した話を数名から聞いたことがある。

 

ほぼ定刻に駐機場から離れ、誘導路で待つことなく、滑走路に入った。機体は、よたよたと走り出し、ふわっと浮いた。

 

眼下にはアフリカの灯が広がった。

 

通算10年近く滞在したアフリカに、神仏の祝福があることを心から祈った

 

 

◆なんか臭いぞ◆

 

それにしても、隣に座ったC国人はお行儀が悪い。靴を脱いで膝を立てて座り、肘が私の領域に入ってくる。

 

最悪なのは、靴下から発せられるすえた臭いである。

初めは、機内食の匂いかと思ったがが、それにしては臭い。しかし、その臭いにもすぐに慣れた。

 

そうこうしているうちに、お食事が始まった。足臭の中で、機内食を食べることになりそうであった

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しかし、お腹の調子がよくないので食べ物も飲み物もお断りし、毛布をかぶり目をつむった。なお、セネガルの自宅を出てから、まだ何も食べていない。

 

到着2時間前に、2回目のお食事が始まった。私はもちろんとらない。お腹を壊してることもあるが、本当の理由は後ほど述べる。

 

食べ終わった食器を片付けた後、CAが「バンコク」と言いながら、用紙を配り始めた。

バンコクで荷物をピックアップするために入国するので、とりあえず用紙を手に入れた。なお数人の乗客も用紙を手に入れていた。

 

用紙の内容は3種類のタイ入国方法であり、そのうちの一つにチェックを入れるようになっている。

 

3種類の入国方法とは、

1.サンド

2.テスト&ゴー

3.入国後隔離

である。

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妙だ

数か月前ならば、このような入国方法であったが、つい最近、ワクチン接種を完了しているあらゆる地域の人は、隔離や検査なしで、入国できるようになったはずである。

 

一方、セネガルからのタイ入国者は却下されるのであろうか。このような不安が脳裏をよぎったが、考えても仕方ないので、用紙を折りたたんで胸ポケットに入れた。

 

機体はがたがたと揺れながら降下を始め、雲を抜けると緑豊かなアジアの大地が広がった。アフリカの赤茶けた大地とは明らかに違う。

 

そうこうしているうちに、近代的な建物が眼下に迫り、滑走路を示す誘導灯が点滅しているのが見えた。

 

予定よりも15分早くバンコクスワンナプーム国際空港に到着した

 

つづく



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