2021年01月19日
雨季の真っ赤な早朝(2021年1月19日)
◆暗い朝◆
この日の朝は暗い。そして、なかなか明るくならない。
それは、空が雲に覆われ、お陽様が大地に届きににくくなっているためだ。
しかも、雨音まで聞こえる。
このような朝は、いつもよりも遅く目が覚めてしまう人がいるようであるが、私は、いつもの時間の5時過ぎに起床した。
これは、習慣、仕事に対する責任感、ストレス、そして年齢が関係していると思う。
起床後、いつもの野菜サンドイッチと珈琲で朝食を済ませて、仏語の学習をしていると、カーテンを開けた窓から入ってくる光が、室内を赤く染め始めた。
◆変貌する風景◆
ベランダに出てみると、目の前の鉛色の風景が、赤く輝いている風景へと変貌していた。
朝陽が雲と空を真っ赤に染め、そこからの光が目の前の邸宅を照らしていた。空には、朝焼けの中、無数の鳥が、風に乗って、縦横無尽に滑空しているのが見えた。
出勤する頃になると、雨はやみ青空が広がり、ダークブルー、ブルー、エメラルドグリーンの海に変わりつつあった。