2020年07月
2020年07月31日
◆メニューは提供できるものを書いてほしい◆
エスペス・タイフから徒歩数分のところにあるファーストフード店サフマニア・シェ・マソダ。
しかしそのためか、本来提供しているはずの、はちみつクレープが無いばかりか、エスプレッソもなく、壁に貼られたメニューのほとんどが無い。
若い男性のスタッフに、何があるか尋ねるコフタとのこと。なお、この料理はキョフテとも呼ばれ、中東でよく見られる料理である。
数種類あるコフタの中で、最も高いコフタロワイヤル1,000FCFAとコカ・コーラを注文し席についた。
なお、缶のコカ・コーラは300FCFAと、大変良心的なお値段である。
◆ピンク色の冷えた瓶とは◆
店内はブルーの椅子と赤いプラスティックのテーブルが置かれ、ローカル感が高い。
壁にテレビ、天井にファンがあったが、スイッチが入っていなかった。
注文してから5分後に、カフタロワイヤルと一緒の出されたものに圧倒された。
それは、お酒が入っていたようなピンクの瓶だ。
コカ・コーラの横にあるこの瓶は冷たく水滴がついており、中には冷やされたお水が入っているのであろう。
◆これがカフタだ◆
早速、カフタを包んでいる紙を開けてみる。なお、セネガルのハンバーガーもこれと同様な紙に包まれていた。
生地の中に、ケチャップで味付けされたお肉、ポテト、卵焼きが挟まれており、ボリュームが結構ある。
具はハンバーガーと同じであるが、それらを挟んでいるのが、パンズかそれ以外のものかの違いでる。
お料理は美味しく、良心的なお値段であるので、休日にファーストフードを食べたくなった時は利用するかもしれません。
2020年07月30日
【澄んだ空気】
マドレーヌ島が浮かぶ大西洋は、薄いブルーの中に、深いブルーのストライプが入り、時折、白いさざ波が立つ。
その中を丸太をくりぬいたような小舟ピーロークが、帆にいっぱいの風を受け進む。
この素晴らしい色彩を作り出している海は、ハルマッタンで黄色く霞んでいた2月前とは、まったく別の海のようであった。(この記事は5月に作成しています)
【2020年のスーパームーン】
早朝、窓を開けるとしっとりとした空気が室内へ流れ込み、強烈な潮の香りが鼻腔をくすぐる。
日の出にはまだ早いが、海の方に目をやると、目の前の邸宅の上には、満月が光輝を放っていた。
この日は、スーパームーンと言い、一年の中で、最も明るく、一番大きな満月が見えるとのこと。
空気が澄んでいるため、月の中で餅をついている、うさぎさんがはっきりと見える。ただし、ダルエスサラームで見た、月の中にいたうさぎさんとは、逆さまではあるが。
2020年07月29日
◆賑やかさを感じる現地食堂◆
レストランの外壁には、美味しそうな料理の写真が、ずら~と並べられ、その前は観葉植物に囲われたテラス席がある。
店内から歩道へ音楽が漏れ、お店の周囲にいると、なんとなく心楽しくなる。
週末の為かお客さんはほとんど見かけないが、この前を通るとお食事がしたくなり、思わず入店してしまった。
席数は結構あり、2か所のテラス席と1階室内席と2階室内席がある。
テラス席は2か所あり、こちらは建物に近い方のテラス席。炎天直下でのお食事は、さぞかし暑いであろう。
◆店内へ◆
1階室内席。天井に扇風機、壁にテレビがあり、入口近くにある手洗いでは、水がちょろちょろとしか出なかった。この時は、すでに2人の男性のお客さんがお食事をしていた。
2階室内席は結構広い。こちらは、夜間お酒を飲むためのスペースであろうか。この時は使われていなかった。
お店入口脇に設置された電光案内板の近くにいた、体のでかい男性に、日替わりランチがあるか尋ねると、お魚とチキンがあるとのこと。
更にこの男性は、英語で料理の内容を詳細に説明してくれた。
◆やっぱり美味しいセネガル飯◆
注文してから5分後に出された日替わりランチがこちら。
チキン、インゲン豆、ピリピリ少々、白いご飯、別皿に玉ねぎである。
こんがりと焼かれたチキンの中に、香りを発するバジルなどが入っており、食べ飽きないお肉である。
ご飯の上に玉ねぎをのせてチキンと一緒にお口に入れると、旨すぎるぅ。
2,000FCFAとさほど高くなく(安くもないが)、日祝日にセネガル飯を食べたくなった時に、このレストランを利用するとよいでしょう。
2020年07月28日
◆変わりゆくプラト◆
ダカールのプラトは、10年前とあまり変わっていないが、それでも変化を感じるものがある。
その一つは、中国カラオケ店だ。
以前よりも、その店舗数は増えており、まるでジブラルタルに中国のお店が増殖しているかの様相である。
中国カラオケ店の建物は、ぼろいものが多く、これは陽が暮れてから営業し、暗くてよく見えないため、建物の外観は関係ないのであろう。
しかし、華やかさを醸し出すために、店の前面は電飾されている。
◆ぼろいカラオケ店◆
こちらは、Jゴミ通りにある“幸伝”カラオケ店。土壁のように見え、ほとんど田舎の建物だ。
こちらも、ぼろいカラオケ店で、ドアを開けると室内が見えてしまう“9●楼”。カルノ通りにある。
中国カラオケ店の中でも、もっともまともに見えるのがここ。ムッス・ディオップ通りにある“新●●酒●”。
ドアを開けると、中央の通路を挟んで、いくつものカラオケルームがあるのが見える。
こちらは、レストラン、ホテル、サービスアパートがあるカラオケ店。少し高級な感じがする。
とんかつも提供している韓国料理レストラン“アリラン”。ここにもカラオケルームがある。ただ、曲が古いとの噂であるが。
◆そして、夜になると・・・◆
ドアを開けると室内が見える“9●楼”のイリュミネーションは、赤色と青色に自動的に変わる。
まともに見える“新●●酒●”は、夜になるとドアが開けられ、室内がよく見える。
ダカールの夜を華やかにするカラオケ店のイリュミネーションでした。
2020年07月27日
◆ローカル色の濃いエリアの現地飯屋さん◆
日曜日も営業しているレストランは少ない。
このファーストフード&レストラン・ボガルも、そのうちの一つだ。場所は、外国人を全く見かけないエリア、ファスにある。
お店の入口には、メニューが書かれた黒板があり、日替わりランチのヤッサプレが800FCFA(150円)と安い。
しかし、この日は日曜日のため、日替わりランチは提供されていないと思われる。
◆ゾンビ現る◆
店内に入ると誰もいなく、レジの奥を覗くと、2人の若い男性が倒れていた。
思わず、警察を呼ぼうと携帯電話を取り出した瞬間、この2人が、ゾンビのようにむくっと起き上がり、私の方を見た。
しかし彼らは、ゾンビとは異なり、口を大きく開け襲ってくることなく、私に注文を訊いてきた。
どうやら、お店のスタッフのようで、お客さんがいないため、寝ていたらしい。。。
ステーキ1,500FCFを注文したが時間がかかるとのことで、すぐにできるダブルバーガー1,800FCFAを注文した。
誰もいない店内の入口に近い席に腰掛けると、スタッフが天井の扇風機のスイッチを入れ、水を運んでくれた。
◆すえた匂いの水◆
お水は、スーパーマーケットで売られている“キレン”のボトルに入れられているが、明らかに水道水だ。
しかも、そのほとんどが凍っており、ボトルを逆さまにしても、水が、ちょろちょろとしか出ない。しかも、そのお水からは、すえた匂いがした。
このお水を飲むと、お腹を壊すことはわかっていたが、ハンバーガーを喉に通すためには、嫌が上でも飲まざるを得ない。
結局、自分のお腹の強さを信じて、グラス3分の1ほど、お水を注いだ。
◆やはり、ボリュームがあるハンバーガー◆
セネガルで進化したハンバーガーは、もはや大手ファーストフード店で提供されるハンバーガーとは言えず、別の料理である。
このお店でもそうであるが、ハンバーガーが2重の紙に包まれているのは、セネガルでは共通している。
持ち上げると、ずっしりとした質量感がある。紙を開けると、ケチャップで味付けされた卵焼き、パテ、ポテト、チーズがパンズに挟まれている。
これだけで、十分にお腹が膨れてしまう量である。
セネガルに来た時は、是非ともこのハンバーガーを試していただきたい。
◆チャレンジャー集まれ!◆
ところで、このお店は、セネガルに慣れ、お腹が強い人のみの限定としたい。
その理由は、お水がただ単にろ過した生水を凍らしていることだけでなく、ハンバーガーの中のお肉がまだ赤く、十分に火が通っていないからだ。
セネガル腹になっていない人は、ハンバーガーを食べた夜からお腹が痛くなり、翌日はベットと便所を往復することになるかもしれない。
ただし、現地飯チャレンジャーには、よいレストランであろう。
追伸:私はお腹を壊すことはありませんでした。