2020年03月

2020年03月31日


10年前に営業を始めたとは思えない◆

 

10年ぶりに、大統領府近くにあるエリックカイザーへお茶をしに行った。

 

店構えは、10年前に営業を始めた古さはなく、むしろ、時代と共に新しくなっているようであった
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美しく飾りつけられたテラス席を横目で見ながら、ガラスのドアを押した。

 

 

◆お客さんでいっぱい◆

 

テラス席は、おしゃべり好きなおっさん達でほぼ埋まっていたが、室内席も、昼食を楽しむ家族やカップルで、半分以上埋まっていた。

 

ここでも他のカフェ同様、お持ち帰りができ、透明なショーケースの中には、彩りよく、ショートケーキやパンが並べられていた。
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お客さんがいない場所を撮影。

 

ショーケースの中を眺めた後、メニューをもらい、その中からレモンケーキとお紅茶を注文した。

 

 

◆アールグレーとレモンケーキはよく合う◆

 

すると、ウエイトレスからお紅茶について説明があり、まずは自分が好きな銘柄を選び、運ばれたお湯を自分でティーパックが入ったカップに注いで、お紅茶を作るとのことであった。

 

ウエイトレスが見せてくれた実物テーパックのお紅茶は、10種類以上あり、その中から、アールグレーを選んだ。
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注文してからすぐにティーパックとお湯が入ったポットが運ばれ、続いてレモンケーキがテーブルの上に置かれた。
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アールグレーは、タンザニアのものよりも香りは強くないが、その分マイルドでとても飲みやすい。

 

更に、レモンケーキの甘みと酸っぱさと、よく合う
 

 

◆日曜日は要注意◆

 

お食事中にも関わらず、いきなりテーブルの伝票が置かれ、しばらくすると室内には私を除いてお客さんがいなくなってしまった。

 

また、テラス席も、お客さんが次々とお店を出ていった。
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これは、日曜日は1400に店が閉まり、閉店時間がいつもより早いことによる。

 

3,700FCFA740円)を支払い、誰もいなくなった店内を、そそくさと後にした。



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2020年03月30日

 

◆目覚まし時計は2重に◆

 

突然、目が覚めた

 

目覚ましをセットした携帯から音楽が流れているからだ。

 

更に、万が一、携帯が動作しなかった場合に備えてセットした、置時計のビープ音が、携帯より数秒遅れて鳴った。

 

この500円で楽天市場から購入した置時計を見ると、いつもの515分であった。

 

 

◆月明りが射し込む室内◆

 

日の出は、7時過ぎなのでまだ暗い・・・はずであった。

 

しかし、室内がやけに明るいのだ。

 

開けられたカーテンの窓から、月明りが差し込んでいた。
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2020年最初の満月◆

 

この日は、今年初めての満月なのだ。

 

しかし、雲が多く、月は隠れている時間の方が長い。

 

この日の朝は、時折、雲の合間から現れる、月からの明かりを頼りに、暗い道を事務所へ向けて歩くことになりそうだ。
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※この記事は1月に作成しています。



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2020年03月29日


◆高級レストランより、現地飯屋さんを選ぶ理由◆

 

高級レストランでお食事をすることよりも、現地飯屋さんを利用することの方が多い。

 

この理由は、現地飯屋さんの方が安く済むこともあるが、それよりも、高級レストランでは、嫌な思いをしたくないからである。

 

お値段が高かければ、良い食材を使用した、見た目も美しい料理だけでなく、店内で使用されている家具や食器にもある程度の品質を求めるし、何よりもスタッフのサービスの良さが大切となる。

 

このことが分からず、スタッフがやけに馴れ馴れしかったり、傲慢な態度であったりすると、本当に腹立たしくなる。当然、こんな奴らにはチップを払うことはない。

 

一方、現地飯屋さんには、このような洗練されたサービスを求めることはない。

 

しかし、現地飯屋さんは、競争が厳しいらしく、彼らの個性を前面に押し出しながら、味のあるサービスを提供し、生き残りをはかっているお店がほとんどだ。

 

と言うわけで、現地飯屋さんは衛生面に問題があるという人がいるにも関わらず、毎週、新規現地飯屋さんの発掘に精を出してしまう。

 

 

◆今回発掘した現地飯屋さん◆

 

このお店も、そんな現地飯屋さんの一つだ。
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金曜日のお昼に、お店の前を通ると、店内はお客さんで込み合っていた。

 

この日にこのお店でお食事をするのはやめて、翌土曜日に再び訪れた。

 

照明がついていない店内には、お客さんは誰もおらず、しかし、40インチのテレビではニュースが流されていた。

 

薄暗い店内の3分の1程のスペースには、テーブルと椅子が高く積まれて、開店休業状態のように感じた。
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 ◆久しぶりにチェブジェンを食べる◆

 

歩道にメニューの看板があったのを思い出し、店内にいた女性にチェブジェンが食べられるか尋ねた。
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すると「できますよ」との即答があったので、レジカウンターの隣の席で料理ができるのを待つこととした。

 

待っている間、お客さんが二人ほど入店し、彼らもチェブジェンを注文していた。

 

お皿に盛られたチェブジェンはお魚、ピーマン、お芋、茄子、草が、トマトペーストのご飯の上にあり、油ギトギトでとてもおいしそうだ。
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実際に、素朴なお味で、本当に美味しく、量が多いにも関わらず、食べ飽きることは無く完食してしまった。

 

お値段は1,000FCFAと安く、世話好きな女性スタッフがいるこの現地飯屋さんが、すっかり気に入ってしまった。

 

これだから、現地飯屋さんで食事をすることをやめることができず、それどころか、これからも現地飯屋さん道に励むことでしょう



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2020年03月28日

 

◆セネガル政府の素早い対応◆

 

セネガル政府の新型コロナに対する対応は、想像していたよりも早い。

 

新型ウイルス患者が20名にも満たないうちに、ダカールの空港におけるフランスやスペンイン等からの便の離発着を中止した。

 

その後、1週間も経たないうちに、同患者数が30名を超えると貨物の便や国内線等を除いて、すべての便の離発着を1月間中止してしまった。

 

このセネガル政府の素早い対応に感服してしまった。やはり、感染症の流行を経験した国ならのことであろう。

 

 

◆こちらの対策は、個人的にはちょっと困ってしまう◆

 

それだけではない、一月間の営業停止を求められたレストランも、市内のあちらこちらに見られる。

 

ローカルレストラン道を極めようとしている私にとっては、ゆゆしき事態である

 

こちらはお酒も飲める中級レストラン、レアル。
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入口脇にあるメニューの上に通知書が貼られており、「新しい指導があるまで、お店を閉じる」とある。
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こちらは、少し高級な日本食レストラン。旨いかどうかわからないが、寿司を食べさせてくれる。
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ドアに貼られた貼り紙には、「お店を閉めなければならないが、デリバリーサービスは提供している」旨が書かれている。
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このままでは、ダカールが砂漠のようになってしまうのではとの考えが、脳裏をよぎった

 

ダカール砂漠のイメージ画像。
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◆閉じさせられるお店の基準とは◆

 

このように強制的に(多分)閉められたお店がある一方、以前と変わらず営業を続けているお店もある。

 

こちらは、そのお店の一つ、プレスカフェ。
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ところで、閉じさせられるお店の基準はなんであろうか。

 

高級店が閉じさせられている一方、庶民のお店は営業をしていることもあり、そのお店の格によるものではないようだ。

 

これは、私の想像であるが、新型コロナウィルスの感染環境に原因があるように思える。

 

すなわち、飛沫や接触も感染原因であるが、それ以外に、換気ができずウイルスが滞留してしまうお部屋も、感染原因の一つになる。

 

このように考える、閉めさせられるお店と、そうでないお店の違いに納得がいく

 

 

◆スーパーに入る時は殺菌剤で手を消毒◆

 

こちらは、スーパーマーケット、ウティル。
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ドアに、このような貼り紙がある。
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ドアを潜ると、目の前に現れるガードマンは殺菌剤を持っており、強制的に手に液体をかけられる。

 

セネガル政府の次の一手は何であろうか。



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2020年03月27日

◆改装工事が年末に間に合った◆

 

ナイスクリームの近くにあるカフェ兼パン屋さん兼ケーキ屋さんのオ・ファン・パレ。

 

ポンピドゥ通りに面している高層マンション一階にあり、このマンションは相当前に建てられたようで、少し古びた感があった。

 

このマンション同様、お店は味はあったが古かったからか、今回ダカールに到着した時は改修工事を行っており、そしてついに年末にオープンした。
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前面はガラス張りで明るい雰囲気が漂っており、2階の屋上にはテラス席がある。

 

なお、建物自体は一つであるが、このお店の隣もカフェがある。
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そのカフェはショコラ・サライと言い、その店名から、チョコレートを得意とするお店かもしれない。
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話をオ・ファン・パレに戻す。

 

透明なドアを潜ると、透明なガラスの陳列ケースの中には、色とりどりのケーキが並んでいた。そのケースの奥の方には、クロワッサンなどのパンが置かれ、結構な種類があった。

 

店内は、当然まだ新しく広々としており、陳列ケースの前にはテーブル席が置かれており、半分以上の席はお客さんで埋まっていた。
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◆ウエイトレスのサービスに満足せず◆

 

ウエイトレスは、他のお客さんが席に着くとすぐにメニューを持って行ったが、私には、なかなかメニューを持ってこない。

 

近くを通りかかったウエイトレスに、陳列ケースの中にあるメイルフィーユとエスプレッソを注文した。

 

しかし、不機嫌な態度で、自分の言いたいことのみを言い、メニューを渡された。

 

このウエイトレスの性格が良くないのか、あるいは改修を終え、まだ慣れていないのか、とにかくサービスはよくない。

 

思わず、腰が席から浮き、お店を出ようとしたが、途中で気を取り直して陳列ケースの前に留まり、スタッフにメニューの中には無いミルフィーユを店内で食べることができるか尋ねた。

 

すると彼女は、先ほどのウエイトレスとは異なり、丁寧な態度で「できます」との返事だったので、エスプレッソと一緒に注文した。

 

 

◆ついに憧れのミルフィーユに出会う◆

 

席に着き56分で、注文したミルフィーユとエスプレッソが運ばれた。
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ところで、フランス語教材で必ず出てくるミルフィーユ。フランスでは人気のお菓子だ。

 

ダイアログなので、ミルフィールが出てくるたびに、いつかは、食べたいと思っていた。

 

ところで、“ミル”とはフランス語で1000、“フィーユ”とは葉を意味する。

 

すなわち、何枚もの生地を重ね、クリームでつないでいるお菓子である。
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◆ミルフィーユの食べ方を教えてほしい◆

 

早速、お皿の上にあるスプーンで、垂直にミルフィーユに切れ込みを入れてみた。

 

すると生地と生地の間からクリームがムニューとはみ出し、更にミルフィーユの形そのものも崩れてしまった。
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このまま、スプーンを使い、ミルフィールを切り分けて食べると、ぐちゃぐちゃになってしまうので、どのようにして食べたらよいかわからなくなってしまった。

 

そこで、あることを思い出したのだ。

 

それは、つい最近まで(と言っても数百年前)、フランス人は手づかみで食料を食べていたこと。

 

なお、日本人は、数百年前から箸を使うので、食事の作法に関しては、日本の方が品があったかもしれない。

 

と言うわけで、手でミルフィーユを口に運び、ぱくついた。

 

結果は、スプーンを使って食べた時と同じで、ミルフィーユを噛むとクリームがはみ出し、バラバラになってしまった。

 

当然だ。スプーンが歯に成り代わっただけだからだ。
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更に悪いことは、口の周りにクリームがへばりつき、まるで子供の食事の様で、更に悪いことに、はみ出たクリームが手を伝わって、テーブルの上に落ちてしまった。

 

最後の方法として、一枚一枚皮を剥ぐようにして、生地を食べ、そして生クリームをスプーンですくいお口に中に入れ、そして再び生地を食べるを繰り返した。
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そして、最後の生地2枚とクリームのみになった段階で、スプーンで切り分けながら、お上品に食べた。
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自分からレジへ行きお勘定をすると、合計2,500FCFAのはずが、3,200FCFAとなっていた。これは、店内で食べたからだとのことであった。

 

ミルフィーユは意外とボリュームがあり、美味しいが、ウエイトレスのサービスが悪いので、このお店には、しばらく行くことは無いでしょう。



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