2018年05月
2018年05月31日
ウパンガのフェアリーディライトが更なる進化を遂げた。
ブッフェランチを始めたからだ。
300円で、料理だけでなくスープとジュースもついてくる。
この写真を撮った日は、ラマダンの真っ最中。
よって、ランチブッフェはなく、ディナーブッフェとなっていた。
陽が暮れ、ラマダン中のムスリムにとってお食事ができる時間の少し前に、フェアリーディライト到着した。
店内には、お食事が許される前なので、お客さんはいなかったが、前回、お食事した時と明らかに異なっていた。
前回の店内の様子。
今回の店内の様子。
いきなり階段が現れ、しかもトイレまである。更に1,2メートルほど、店内が長くなっているようだ。
ちなみに、2階は、まだ工事中で、個室あるいは事務所の様であった。
カウンターで大皿をもらい、料理が入ったトレーの周りをウロウロした。
そして、これが今夜の夕食だ。
量が若干多いうえにカチョリはピリ辛く、更にスープは熱いがジュースは冷たく、まともに食中毒になるような組み合わせである。
さらなる進化の予感がするウパンガのフェアリーディライトであった。
2018年05月30日
2018年05月29日
“空が泣きだしそう”とは、このような天気のことを言うのであろう。
灰色の厚い雲が低く垂れこめ、この中をお散歩するときは、いつ雨が降り始めてもいいように、折り畳み式傘を持ち歩く。
この曇り空の下、評価が比較的高い映画“Traffik”が上映されている映画館がある、クオリティーセンターまで、お散歩をした。1時間半のお散歩であった。
Traffikは、市内数軒の映画館でも上映されているが、始まるのがどこも日が暮れてからであり、この映画館だけが、日中に上映している。
なんと、12:00からの上映もある。
いくつかあるホールの中で、Traffikが上映されるホールは、お芝居が行われる劇場のような広さで、いつも座る後部席ではなくて、ホールの中央の列の席の方が、スクリーンが目にちょうど収まる
但し、床の傾斜が緩やかのうえ、前後の席が横にずれていないので、座高が高い人が前の席にいると、スクリーンが前の人の頭で隠れてしまうであろう。
映画は、ダンス、ミュージックがあるインド映画ではなくサスペンスで、それでも意外と多くのお客さんがおり、私と同じように、映画の評判で観ることを決めたのかもしれない。
映画は可もなく不可もなく、なんとも評価がしにくい。しかい、決して、観ていて飽きることはないので、とりあえず、観るとよいでしょうとしか言えない。
上映時間も1時間半と若干短めで、途中、トイレに行く人はなく、その意味からも、悪い映画ではないです。
2018年05月28日
危険さと妖艶さが充満しているカリアコ。
その中心を貫く通り“ムシンバジ”。
リスクを顧みずその通りを歩いていると、入店しやすい雰囲気の現地飯屋さんを発見した。
ムシンバジ通りは、時々歩くことがあるにも関わらず、このお店は記憶にないことから、最近オープンしたのかもしれない。
場所は、人をよけながらでないと歩けないカリアコ中心部に入る手前にあり、この辺りは、車関係のお店が多い。
お店の前の歩道に、手書きが描かれたメニューが立てかけられており、その上にはMOSA FAST FOOD“の看板があった。
店内に4席、計12人しか収容できずこぢんまりとしているが、テーブルや椅子がプラスティックではなく高級感があり、壁と天井は白いペンキで塗装され、清潔感もあった。
人気のお店の様で、お客さんの出入りが激しく、私もお食事中に相席となってしまった。
調理場は2か所あり、1か所は建物内、もう1か所は、お店からはみ出してお肉を焼いており、更にジュースを撹拌している容器も隣の歩道上に置かれていた。
道路を挟んで反対側に、漢字で書かれた看板のお店があり、バジャージを販売しているのが見える。
テキパキと効率よく働くウエイトレスへ、ご飯を注文したが、無いとのことでチップスとし、更にチキンも加えた。
ほぼ同時に入店した男は、私が注文した料理と同じであるが、彼のお皿をよく見ると、チキンは無かった。私が注文した料理は200円と安いが、更に安いからであろう。
ところで、そのチキンを食べると、以前、どこかで食べたことがあるような感覚に陥った。
記憶をたどると、それは、バンコク市内にあるBig Cのフードコートで食べたカオマンガイであった。
チキンの食感が似ており、これで甘辛いたれとタイ米があれば、タンザニアのカオマンガイとなるであろう。
現地飯屋さんは、料理は同じように見えても、お店によって微妙に違い、そこが現地飯さんでお食事をする楽しみでもあります。
2018年05月27日
陽が暮れ、1日の最後のアザーンが街に響く頃、そのナイトレストランは始まる。
グリルの中の隅に火が入れられ、その隣の歩道にはテーブルと椅子が並べられ、照明が灯される。
お店の名前は見当たらないが、グーグルマップによると、Chat Pat Barbecueと言うらしい。
2年前に14階建てのマンションが竣工し、その1年後にマンションの前の歩道にナイトレストランがオープンした。
ナイトレストランといっても、ただ単にテーブルと椅子を並べただけの簡素なお店である。
また、そのため、雨の日は営業ができなかった。
しかし、数週間前にテントを張り、その下でお食事ができるようになり、雨の影響を受けにくくなった。
グリルの前に行き、お肉を焼いていたお兄さんにチキンセケラ&チップスを注文しようとした。
すると、お兄さんの近くにいた白い髭を生やし、ムスリム服を着た50過ぎの親父から、スパイシーかノーマルかを訊ねられた。どうやら、この親父がお店のオーナーらしい。
お店の後ろにあるマンションの裏には、巨大なモスクがあり、更にマンションから直接モスクへ入れることから、このマンションの住民はムスリムであろう。
もしかしたら、お店の親父もこのマンションの住民かもしれない。事実、このマンションの1階に、Chat Pat Bazaarという雑貨屋さんがある。
注文してから10分程経つと、親父からお肉はカットするか訊ねられたので、カットしないように依頼した。
そして、そのお肉がこれだ。
巨大なお肉に、若干スパイシーなスープもついており、これで375円とは、他のお店よりも安く、お得感がある。
しかし、この巨大なお肉は大きすぎて、おちょぼ口の私にはかぶりつくことができず、カットしてもらわなかったことを後悔した。結局、手でお肉をちぎることとなってしまった。
ところが、焼きたてのため、お肉が熱く持つことができない。よって、ペーパータオルでお肉の端をくるみ。その部分つかんで肉を千切って食べた。
愛想の良い夫婦が営業をしているお店で、お肉が大きくスパイスがよく浸みこんでおり、スープもついて375円と安いことから、お薦めのナイトレストランです。