2022年10月02日
空港職員用食堂でお食事を|福岡へ(2022年10月2日)
◆ついに見つけたぞ、空港内の職員用食堂◆
空港では、多くの人々が働いている。航空会社の職員のみでなく、入国審査、税関、検疫、警備、さらに建物を管理するスタッフなどである。
彼らは、どこで昼食をとるのであろうか。お弁当を持参している人もいると思うが、外食をとる人も結構いると思われる。
ターミナル内では個性的なレストランが乱立しているが、少しお高い。たまのお食事はいいが、毎日となるとお財布には優しくない。
となると、お値打ちで、美味しいお食事を提供している、いわゆる社員食堂があるのではなかろうか?
事実、バンコクのスワンナプーム国際空港では、エスカレーターとロビーしか見当たらない1階の端に食堂がある。
ショッピングモールに見られる広いフードコートでマジックと言い(既出の記事)、乗客よりも多い空港関係者がお食事をしているのを何度も見たことがある。
よって、中部国際空港にも、このような食堂があるはずである。この私の感は正しく、ユーチューバーのSU氏が、食堂をアップしていた。しかも、職員だけでなく、乗客や見送りなどの一般の人もお食事ができるとのこと。
https://www.youtube.com/watch?v=Ph_G8OtjW_A&t=425s
食堂の場所はターミナルから連絡通路で接続されている中部空港CIQ庁舎。巨大な庁舎だ。
◆職員食堂への道◆
職員食堂へは、予め情報がないと行けないかもしれない。少々、ややこしいルートを辿るためだ。
Aカウンターとガラス窓の間には、大型荷物預かり所があり、その横の狭い廊下を先へ進む。
すると、CIQ庁舎と書かれた看板現れ、矢印に向かって連絡通路に入る。
連絡通路を渡り終え庁舎に入ると、警備員に止められた。
食堂に行く旨を伝えると、写真付きの身分証明書を提示させられ、さらにカウンターの上に置かれた入館記録用紙に指名、会社名、電話番号、入庁時間を記入させられた。
なおこの場所は、ターミナルからみると2階であるが、庁舎では4階である。そのためか親切な警備員から食堂がある1階へは、エレベーターを利用することを勧められた。
エレベーターで1階に降り、狭く、薄暗い廊下を適当に進むと、ガラス窓からの灯りが廊下に漏れているところが現れた。
◆職員に交じって昼食を◆
入口と出口は分けられ、入口近くの食券販売機の横には、日替わりランチのサンプルが置かれていた。
日替わりランチ以外にもカレー、麺など幾種類あり、その中から、一番お値打ちな日替わりランチの食券を500円で購入した。
食券を握りしめ、カウンターへ行き、まずはトレーをとり、次にご飯とおみそ汁のカウンターへ行く。なお、ご飯は量を調整できる。
次に、隣のカウンターでメインをとり、さらにその隣に移動し、小鉢をトレーにのせる。
最後に、ソースとドレッシングをかけ、箸をとり、席へトレーを運んだ。
何やら揚げ物ばかりであるが、小鉢には藻づく酢もあり、バランスよくお食事ができるようになっている。
テーブルが一つの方向を向いており、しかもテーブルの間には仕切りがあるなど、コロナ対策も万全である。
私のような乗客は1,2人しか見当たらず、時間が経つにつれて職員が増えていった。
満足がいくお食事であった。
食べ終え空になった食器を持ち、返却口へ向かった。元気が良い女性スタッフにお礼を言いながら、トレーを返却口に置いた。
次は、管制塔にある食堂に、挑戦したいものである。
つづく